超音波距離計測に基づくハウリング除去システム

講演会などでは,しばしばハウリングが生じます.

我々は,天井や高所にスピーカが設置されている講義室で有効となる, ハウリングキャンセラの開発を行っています.

ハウリングとなる周波数は,マイクロホンとスピーカの距離に大きく依存します.

右の図は,ハウリングの周波数とスピーカ−マイクロホン間の距離との関係です.

スピーカ−マイクロホン間に障害物が無い場合,その距離に依存した周波数がハウリングとなっています.

超音波で距離計測を実行し,その結果からハウリング 周波数を除去するシステムをDSPに実装しました.

本システムは,既存のマイクロホンとスピーカを用いるため, マイクロホンの先にDSPを取り付けるだけで簡単に実現可能です.



ハウリング除去実験
  • ハウリング除去システム無し
  • ハウリング除去システム有り

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